打ち放し化粧補修工事にあたっての注意事項(新築工事現場において) |
○ | 補修箇所を左官屋にて下地補修する場合
決して他の面より盛り上がらない様にすること。またセメントに混ぜる珪砂は小さければ小さい程よい。極端にいえば表面ではセメントに接着剤のみにて仕上げるのが好ましい。下地とはいえ下地が悪ければ決して綺麗には仕上がりません。出来れば当社にて施工するのが望ましい。 |
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○ | 打ち放し化粧補修は性質上絵を描くようなものでどうしても作業時間、作業面積、出来栄え等明確な数字が出にくい場合がございます。ご了承お願い致します。 |
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○ | 外部補修面における白華問題について 【重要】
補修面は水に濡れると必ずといっていいほど白華もしくは変色します。外部については特に浸透性撥水剤塗布の上造膜型撥水剤(フッ素系やランデックスコートなど)を必ず塗布します。当社にて施行致しますので御相談ください。他社にて施工する場合既存の打ち放し面が変色し補修面との色が合わなくなることが多々ありますので補修工事の前に必ず打ち合わせの上当社の補修材との相性等を確かめる様お願い致します。 |
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○ | 補修工事には大量の埃を伴います。また多少塗料にて取り合いを汚しもします。
取り合い個所の美装工事終了後に作業することの無い様にご注意下さい。 |
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○ | 既存の打ち放し面と部分化粧補修面とではつやが違う場合があります。程度にもよりますがその場合既存部に比べ補修面は若干白っぽく見えます。対処法としては既存面のつやをとる為の洗浄を行うか、もしくは全面塗装となる場合もございます。 |
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○ | 造膜型撥水剤を外部において塗布しない場合の補修面の劣化による変色は保証致しかねます。一年以内に変色が起きた例もあります。また外壁において撥水剤の全面塗装を行わない場合において外壁が雨により濡れた場合補修面との水の吸い込みの差により既存コンクリート面は黒くなり補修面は変色しない為白く浮いて見えます。 |
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その他の問題事例 |
1・・・ | 保護材を塗るまでに期間が開いた為雨に濡れた(白化や変色がおきます) |
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2・・・ | タイルと打ち放し面との取り合いがありタイル洗いの際酸にて焼けた |
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3・・・ | 工期が無いもしくは引き渡し間際に検査にて補修作業の必要性が出た為余計に人数がかかった |
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5・・・ | 設計と施主及び監督にて協議の上化粧補修の施工にかかることが望ましい(既存部と補修面とのつや違い、撥水剤についての認識が無い特に一年後どうなるか、色や柄の好みが違う、作業箇所及び範囲等など |
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6・・・ | 当社の都合上また職業上ほとんど協力会社もしくは下請け会社は存在しません。したがって急なご依頼や増員には対応出来ない場合があります。何卒ご理解下さい。(特に2月〜3月末) |
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7・・・ | 予算等の都合上左官屋にて下地補修を依頼したが結局あまり意味の無い仕事しか出来ず余計な費用がかかった。 |
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8・・・ | 打ち放し面の美装工事を他社にて行い薬品にて縦に筋状にたれ後ができた、または全体の色がおかしくなってしまった。 |
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9・・・ | 造膜型撥水剤を塗布しなかった為その場は収まったが雨天時の変色や雨ざらし箇所における化粧補修面の劣化による変色による施主からのクレームが起きた |
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